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主要データ【更新日】2022年9月26日
haseko
特色
マンション建築首位。土地手当て、計画立案から施工まで一貫モデル構築。販売や管理、仲介も
主要株主
2022年月現在
- いちごトラスト・ピューティーイー・リミテッド 19.15%
- 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 13.07%
- 日本カストディ銀行(信託口) 7.84%
- ㈱りそな銀行 4.54%
- 住友不動産㈱ 3.57%
2023年3月期 第1四半期決算まとめ 2022年8月10日発表
決算概要
連結業績は、不動産売上高の増加により売上高2,341億円(前年同期比9.5%増)と増収でしたが、主に一般管理費の増加と金融収支の悪化により経常利益200億円(同6.3%減)と減益となりました。
単体受注は、572億円(前年同期比14.2%増)となりました。通期予想に対する進捗率は11.9%ですが、想定通りの進捗です。
連結損益計算書
不動産総利益+14億円:土地取引の増加
一般管理費△15億円:処遇改善による人件費増、広告宣伝費増加
金融収支△9億円:子会社からの受取配当金減少
完成工事高・完成工事総利益
完成工事高は、ほぼ横ばいで着地。完成工事総利益、利益率もほぼ横ばいを維持。
単体受注高 当期実績
23/3期第1四半期の単体受注高は572億円(前年同期比14.2%増)、通期予想に対する進捗率は11.9%ですが、想定通りの進捗です。
不動産売上高・不動産売上総利益
不動産売上高は、単体における土地取引の増加に伴い増収。
不動産売上総利益は、子会社において分譲マンション引渡戸数の前期からの反動減があった一方で、前年同期と同様に収益不動産の売却が寄与したこと、単体における増収に伴い増益。
出典:㈱長谷工コーポレーション IR
主な質疑応答
- 完成工事高の進捗が計画に対して遅れているのはなぜか?
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工事の進捗は遅れていない。コロナによる影響も出ていない。3月に着工した案件が多く、今期1Qでは出来高が上がらなかった。下期には出来高の計上が本格化する工事が増えてくる予定。
- 単体の完成工事利益率は今期で下げ止めることができるか?
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資材価格の上昇の影響はあるものの、これまでどおり利益率が確保できるようにデベロッパーと価格交渉を行い、コストダウン努力を行っていく。DXによる施工効率化を行い、協力会社ともノウハウを共有してマージン維持に取り組む。利益率を改善させるのは難しいが、大きく落ちることが無いようにがんばりたい。
- 今期の単体受注高の通期予想4,800億円は達成できそうか?また、来期の受注高の見込みはどうか?
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今期は4,800億円に向けて予定通り積みあがっている。来期の受注も順調に積みあがっており、4,700-4,800億円が想定ライン。受注高を維持できるように頑張りたい。
- 不動産利益の増加の要因は、収益不動産の売却によるものか?不動産は今後も好調が続くと見ているか?
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収益不動産の売却と、単体で工事受注を伴わない不動産取引により不動産利益が増加した。不動産は、現在順調でもそれが継続できるかはわからない。引き続き営業努力で伸ばして行きたい。
- 景気後退になった場合、長谷工の仕入れ活動にどのように影響が出てくるか?
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景気後退に対して不安はあるが、今のところマンション販売は順調。個別物件毎に状況を見ながら仕込んでいく。
- 来期以降の利益成長は何がキーになるのか?不動産で稼いでいくのか?
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工事量が急激に増えるわけでもなく、工事利益率が20%となるわけでもないので、不動産で伸ばして行きたい。
株主還元・配当情報
株主還元方針
2025年3月期までの5ヶ年を対象期間とする中期経営計画「HASEKO Next Stage Plan(略称:NS計画)」において、以下の内容を株主還元方針としております。
- 1株当たり年間配当金の下限を70円と設定→2022年3月期から下限を80円に変更
- 5期合計の親会社株主に帰属する当期純利益に対して、総還元性向40%程度と設定
カルテ型データ
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高配当株リスト
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最後に皆様の資産形成がうまくいきますように願っております。
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