【３Q決算発表まとめ】2914 日本たばこ産業㈱　2022年度

主要データ【更新日】2022年10月31日

特色

たばこが事業の中核。Ｍ＆Ａで海外たばこ事業を拡大中。食品・医薬品も展開。飲料事業撤退

主要株主

2022年度　３Q決算まとめ　2022年10月31日発表

決算レポート

1-9月累計実績（対2021年　1-9月）

• 売上収益は13.7％増の2兆85億円
• 為替一定ベースのcore revenueは4.1％増の1兆7,658億円
• 為替一定ベースの調整後営業利益は6.5％増の5,784億円
• 財務報告ベースの調整後営業利益は17.5％増の6,378億円
• 営業利益は20.5％増の5,793億円
• 四半期利益は19.2％増の4,038億円

2022年今回見込（対前回見込）

• 売上収益については、1,820億円の上方修正
• 為替一定ベースのcore revenueは570億円の上方修正
• 為替一定ベースの調整後営業利益は560億円の上方修正
• 財務報告ベースの調整後営業利益は1,030億円の上方修正
• 営業利益又は当期利益はそれぞれ1,000億円および830億円の上方修正
• フリー・キャッシュ・フローは770億円の上方修正
• 1株当たりの年間配当予想は188上方修正

2022年度修正見込（会社見込）

売上収益

財務報告ベースの売上収益については、加工食品事業における下方修正はあるものの、たばこ事業及び医薬事業の上方修正を反映し、前回見込より1,820億円上方修正し、前年度比14.8％増の2兆6,680億円を見込んでいます。

調整後営業利益

為替一定ベースの調整後営業利益については、たばこ事業及び医薬事業の上方修正により、前回見込より560億円上方修正し、前年度比8.1%増の6,600億円を見込んでいます。

財務報告ベースでの調整後営業利益は、円安の進行により、前回見込より1,030億円上方修正し、前年度比19.3％増の7,280億円を見込んでいます。

営業利益及び当期利益

営業利益については、調整後営業利益を上方修正したことにより、前回見込より1,000億円上方修正し、前年度比30.1％増の6,490億円を見込んでいます。

当期利益については、営業利益の上方修正により、前回見込より830億円上方修正し、前年度比31.5％増の4,450億円を見込んでいます。

フリー・キャッシュ・フロー

フリー・キャッシュ・フローについては、調整後営業利益の上方修正及び設備投資の見直しにより、前回見込より770億円上方修正し、4,650億円を見込んでいます。

出典：ＪＴ　ＩＲ情報

株主還元・配当情報

配当予想の修正に関するお知らせ　2022年10月31日

当社は当３四半期累計期間における連結業績を踏まえ、通期業績予想を上方修正いたしました。これに伴い、親会社の所有者に帰属する当期利益が期初予想を上回る着地を見込みとなったため、当社グループの株主還元方針に則り、1株当たりの当期末配当予想を38円引き上げ113円に上方修正いたします。したがいまして、中間配当を含め、年間1株当たり配当金は188円となる見込みです。

経営資源配分方針

株主還元方針

• 強固な財務基盤を維持しつつ、中長期の利益成長を実現することにより株主還元の向上を目指す
• 資本市場における競争力ある水準として、配当性向75％を目安とする
• 自己株式の取得は、当該年度における財務状況及び中期的な資金需要等を踏まえて実施の是非を検討

業績推移・配当金の推移

高配当株リスト

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