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【3Q決算発表まとめ】1911 住友林業㈱

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目次

主要データ【更新日】2022年10月31日

住友林業
住友林業

特色

別子銅山の植林事業が源流。木材建材卸、注文住宅、米豪など海外住宅の3本柱。持分に熊谷組

主要株主

2022年6月30日現在
  1. 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 12.42%
  2. 住友金属鉱山㈱             5.03%
  3. 日本カストディ銀行(信託口)      4.35%
  4. ㈱伊予銀行               2.91%
  5. 三井住友トラスト・アセットマネジメント㈱       2.85%

2022年12月期 3Q決算概要 2022年10月31日発表

損益計算書

米国を中心とした海外住宅・不動産事業、並びに木材建材事業が好調に推移し、増収増益

セグメント売上高及び経常利益

木材建材:輸入木材が高値圏で推移したことに加え、ニュージーランドにおける木材建材製造事業の収益改善により、増収増益

住宅・建築:ZEH比率の上昇等により販売単価が上昇した一方で、木材をはじめとした建築資材コストの上昇の影響が大きく増収減益

海外住宅・不動産:効果的な値上げを実施してきた戦略が奏功し、販売単価ならびに利益率が上昇したことに加えて、不動産開発物件の売却も順調に推移し、大幅な増収増益

資源環境:ニュージーランドの森林事業において中国経済減速に伴う輸出販売が低調に推移したことや、国内バイオマス発電における燃料調達コストの上昇および新規事業関連費用の増加等により、減収減益

経常利益増減実績

海外住宅・不動産事業の大幅な増益で、前期差+537億円為替変動影響を除くベースでは+341億円の増加

国内住宅事業の受注・販売

戸建注文住宅は、住宅需要の一巡に加えて、昨年9月に住宅ローン減税制度の見直しに伴う駆け込みがあったこともあり、受注棟数は前年を下回る

売上総利益は、戸建注文住宅の販売金額は増加するも資材コスト増加の影響が大きく、減益

リフォーム事業の受注・販売

住友林業の家のオーナー様からの受注が伸長。

海外住宅・不動産セグメントの売上高及び経常利益

米国:戸建住宅、不動産開発ともに大幅に増収増益

豪州:資材・労働力不足天候不良などによる工期長期化やコストアップに伴い、経常赤字

その他:ベトナムでの不動産開発事業が好調に推移。

海外戸建住宅事業の状況

米国:金利上昇、工期長期化等により受注販売とも戸数減。一方、効果的な値上げにより、販売単価は前年同期を大きく上回り、販売金額は大幅に増加

豪州:工期長期化、行政の許認可プロセスの遅れ等により、受注販売とも戸数減

貸借対照表

円安進行もあり、海外子会社の棚卸資産が増加。

2022年12月期 通期業績予想

損益計算書

前回予想から変更なし。

セグメント売上高及び経常利益

前回予想から変更なし。

国内住宅事業の受注・販売

戸建注文住宅については、足元の状況を鑑み、棟数・金額を下方修正。販売については、ZEH比率の上昇などを踏まえ、単価を上方修正

リフォーム事業の受注・販売

期初予想から変更なし。住友林業オーナー様向けの営業に引き続き注力。

海外住宅・不動産セグメントの売上高及び経常利益

米国販売戸数を引き下げた一方で、円安の効果もあり、売上高、経常利益を上方修正。経常利益の前回予想差に含まれる為替影響額は約60億円。住宅ローン金利上昇などにより、市場環境が厳しい中、エリア特性に応じた受注促進策を実施。

豪州:足元の状況を鑑み、売上高・経常利益とも下方修正

海外戸建住宅事業の状況

米国市場の減速傾向を受け、販売戸数を下方修正販売金額は、円安を織り込み円貨ベースで上方修正

豪州:工期長期化等の継続もあり、販売戸数・金額とも下方修正

出典:住友林業㈱ IR

2022年12月期 2Q決算概要 2022年8月10日発表

損益計算書

米国を中心とした海外住宅・不動産事業および木材建材事業が業績を牽引し、第2四半期として経常利益、当期純利益とも過去最高益を更新

セグメント売上高及び経常利益

木材建材:木材価格高騰により販売金額および利益率が上昇したことに加えて、海外製造事業の収益改善もあり、増収増益

住宅・建築:戸建注文住宅の売上高が伸長した一方で、木材などの資材価格高騰によるコストアップ影響を受け、増収減益

海外住宅・不動産:米国の戸建住宅事業において販売単価ならびに利益率が上昇したことに加えて、不動産開発物件の売却もあり、増収増益

資源環境:中国の経済減速の影響を受けたニュージーランド森林事業の業績低迷木質バイオマス発電事業において2021年3月に激変緩和措置が終了した影響等により、減収減益

経常利益増減実績

海外住宅・不動産事業の大幅な増益で、前期差+419億円。為替変動影響を除くベースでは+317億円の増加。

国内住宅事業の受注・販売

戸建注文住宅は、受注においてZEHなどの付加価値提案や価格改定等により受注単価が上昇し、金額は前年同期を上回る

販売は、棟数・金額とも伸長した一方、利益率はコスト高の影響で低下

リフォーム事業の受注・販売

住友林業の家のオーナー様からの受注が伸長。

住宅設備機器の納期遅延の影響で完工高は前年を下回る。

海外住宅・不動産セグメントの売上高及び経常利益

米国:戸建住宅、不動産開発ともに大幅に増収増益

豪州:資材・労働力不足が深刻化。工期長期化やコストアップに伴い、減収減益

その他:ベトナムでの不動産開発事業が好調に推移。

海外戸建住宅事業の状況

米国:市場の減速傾向を受け受注戸数、販売戸数ともに減少。一方、効果的な値上げにより、販売単価は前年同期を大きく上回り、販売金額は大幅に増加

豪州:コストアップと工期長期化、行政の許認可プロセスの遅れ等で前期比マイナス

投資

国内外住宅展示場や米国収益不動産開発等、総額191億円の設備投資を実施

貸借対照表

円安進行に伴い、海外子会社B/Sの円換算金額やその他包括利益累計額(為替換算調整勘定)が増加

2022年12月期 通期業績予想

損益計算書

足元の状況を鑑み、4月27日発表時の予想から上方修正。予想が困難なため、為替換算レートは2Q実績と同値を適用。

セグメント売上高及び経常利益

木材建材:3Q以降、市場環境はスローダウンする見込みだが、2Qまでの実績を踏まえ上方修正。

住宅・建築:戸建注文住宅における販売単価上昇により増収を見込むも、資材価格の高騰が継続しており、経常利益は前回予想を据え置き

海外住宅・不動産:米国の戸建住宅事業における販売単価ならびに利益率の上昇、不動産開発事業の想定を上回る物件売却円安進行に伴う円換算レートの見直しにより、上方修正

資源環境:海外森林事業の業績低迷脱炭素化に向けた費用の見直しにより、経常利益を下方修正

その他:持分法投資損益予想を見直し経常利益を下方修正

通期経常利益予想(前回予想差)

海外住宅・不動産事業の伸長を主因に、前回予想差+400億円の予想。為替変動影響を除くベースでは+297億円の予想。

国内住宅事業の受注・販売

戸建注文住宅は、WEB戦略の奏功や受注単価の上昇で受注棟数・金額ともに上方修正

資材高騰の影響売上総利益は低下

リフォーム事業の受注・販売

期初予想から変更なし。住友林業オーナー様向けの営業に引き続き注力。

海外住宅・不動産セグメントの売上高及び経常利益

米国:戸建住宅の利益率の向上を考慮し上方修正。米国の経常利益前回予想差に含まれる為替影響は100億円。市場環境が減速する中、地域に応じた受注促進策を実施。

豪州:足元の状況を鑑み、下方修正

その他:ベトナム不動産開発事業の好調を反映。

海外戸建住宅事業の状況

米国:前回予想に対し、販売戸数を大幅に引き下げるも、単価上昇により販売金額は増加

豪州:工期長期化等の改善が進まず、下方修正

設備投資

米国収益不動産開発を中心に、総額473億円の投資を実施予定。

出典:住友林業㈱ IR

株主還元・配当情報

 当社は、株主の皆さまへの利益還元を、経営上の最重要課題の一つと認識し、これを継続的かつ安定的に実施することを基本方針としております。

 上記基本方針を踏まえ、当期業績等を総合的に勘案した結果、中間配当金につきましては、直近の配当予想の1株当たり40円に対して20円増配し60円とさせていただくこととしました。

 また、期末配当予想につきましても、直近の配当予想の1株当たり40円に対し25円増配し、65円に修正いたします。

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業績推移・配当金推移

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銘柄分析におけるデータの取扱いに関して(注意事項)

株式の個別銘柄におけるまとめに使用するデータについては主に以下のサイト様のデータを引用させていただいています。

データに関しては注意を払いながらまとめてはいますがチェックもれをする可能性があります。あくまでも投資をする際の参考用としてお使いになることをお勧めします。

このデータに関しては私自身の主観的な意見やオススメを示す事を目的とするものではありません。

あくまでの皆さんの投資がうまくいくことを願ってその判断材料の一つとなるように収集した情報の共有を目的としております。

当サイトのデータを基に投資を行った場合の損失について一切の責任を負わないものといたします。

データの使い方や投資の参考にするかどうかについては各自の判断にてお願いします。投資については自己責任にて行ってください。

最後に皆様の資産形成がうまくいきますように願っております。

サイト運営:あるびー

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